◆エキナセア
北米の原住民の人たちに古くから使われていたハーブです。ヨーロッパに伝えられた後、研究が進み、このハーブには免疫力を高める作用があることが分かりました。健康な細胞に病原菌が侵入する際、その細胞壁を壊すヒアルロニターゼという酵素の生成を阻害する働きが明らかになっています。
エキナセアの根の抽出液は、ヘルペスやインフルエンザの感染を防ぐ働きがあるとされています。風邪やインフルエンザの症状の悪化を防ぎ、回復を早める目的で広く使われています。
★免疫力を高めるハーブの一種
★風邪の回復を早める |
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◆カヴァカヴァ
キャプテンクックによって発見され、ポリネシアで古くから使われていたハーブです。
カヴァカヴァの根はポリネシアに古くからある伝統的な飲み物の材料として使われています。神経過敏や不眠症の治療に使われており、特に短時間でぐっすり眠りたい人にはもってこいのハーブといわれいます。筋肉のけいれんを鎮めたり、利尿作用もあります。ただし、カヴァカヴァは人によっては肝臓を傷つけることもあるので注意が必要です。
★不眠症、神経過敏の治療に
★肝臓を傷める可能性も |
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◆セントジョーズワート
ヨーロッパでは広く使われているハーブで、ドイツでは抗うつ剤として医薬品の扱いを受けています。脳内のセロトニンを増やす事から、アメリカで大ブームを引き起こした抗うつ剤のプロザックと同じ作用メカニズムと考えられ、「天然のプロザック」と呼ばれています。
また、最近の研究では精神障害に効果が認められており、ほかの向精神薬と異なり副作用が報告されていません。筋肉を弛緩させる作用もあり、生理痛を和らげたり、去たん薬にもなります。ヨーロッパでは胃潰瘍などの消化器系疾患の治療にも使われています。
ニューヨーク大学とイスラエルのヴァイツマン科学学校での動物実験で、セントジョーズワートにはHIV(エイズ)ウイルスの増殖を妨げる作用があることが認められています。実際のエイズ患者への効果に関しては現在研究中です。
★副作用のない天然の”抗うつ剤”
★消化器系の疾患の治療にも |
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◆ノコギリやし
風邪や喘息、気管支炎によるせきを和らげるハーブです。ドイツでは前立腺肥大による頻尿を緩和する為の一般的な治療薬として薬局で販売を許可されています。ただし、前立腺に痛みや腫れがある場合、排尿が困難な場合、尿に血が混じる場合などは石の診断を受けてください。
男女の生殖機能を高めるといわれており、媚薬や強壮剤として使用されることもあります。
★せきを和らげるハーブ
★媚薬・強壮剤としても利用 |
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◆にんじん
中国で滋養強壮剤として広く使われてきたハーブです。
ストレスへの耐性を高め、体の機能を安定させます。例えば血糖値や血圧を正常な値に戻してくれるような働きがあるという意味で、アダプトジェンと呼ばれています。興奮作用もあり、体力やスタミナの回復に役立つといわれています。主な成分であるジンセノサイドの質によってその価値が左右されます。
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−ビタミン類
−ミネラル類
−たんぱく質・アミノ酸類
−脂肪酸類
−食物繊維類
−乳酸菌類
−ハーブ類
−ホルモン類
−酵素類
−ポリフェノール類
−糖類
−ムコ多糖類
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